104夜「力の本質」
あらすじ。
アラジンは
アリババと
白龍に
ドゥニヤのルフの記憶を見せる。
クーデターの最中、
イサアクに連れられ逃亡していた
ドゥニヤだが途中で暴徒と化した民衆に見つかり捕らえられてしまう。必死に止めるがその
イサアクも騎士団の剣により絶命、残された
ドゥニヤの中に騎士団の男の言った「
これが運命だからだ」という言葉がこだまする。
ドゥニヤを取り巻く走馬燈のような縄のような運命、それを恨んだ瞬間、彼女のルフは
黒に転じ「堕転」した。
再びソロモンの知恵を使った
アラジンは
ルフの流れの源へ交信、
イサアクのルフを
ドゥニヤの元へ呼び出す。
ドゥニヤに
イサアクのルフを受け取らせるためだ。
「ルフの導き」を語る
アラジンの前で、
ドゥニヤのルフが白く戻る。
イサアクのルフに幸せを願われながら、
ドゥニヤは昏倒。
ドゥニヤの件はとりあえずの終着をみせる。だがしかし彼らの後方で、絶命したはずの
イスナーンの首、その目は彼らを睨み不穏な光を宿していた。
イスナーンは
アラジンの使った
ソロモンの知恵の本質を「全知」と呼び、以下次号。
なんかSS風になってしまった。
103、104夜は大事な話らしいので気合い入れて書いたらこうなっただが反省以下略。
王族貴族を皆殺し、ってどっかで聞いたフレーズだと思いませんこと?
ええ、霧の団のカシムさんが言ってらっしゃった言葉ですわよね。
…アルサーメン意外とワンパターンなんだな。まあ御しやすいってのもあるんだろうけど。
震えるドゥニヤを支えるイサアクの絵、アラジンがドゥニヤちゃんのルフにアクセスした最初の映像の中にちらっと混じってるんだよね。ああこれかあ、と。
騎士団も懐柔かー、って103夜ラストで王様を護ってたのは騎士じゃないのか?
王族直属の部下とかだったんだろうか。
倒れたイサアクを民衆が更に傷つけてる描写がまたイタイわー…
目の前でこれ見せられたらそりゃあトラウマだろ…
つかこの状態からドゥニヤちゃんはどうやって逃げおおせたんです?
イスナーン様が華麗に登場でもしたのか?
てゆかアラジン様、人様の記憶を勝手に他者に見せてもいいもんなんですか…
自分の道筋、考えていた事を知らんうちに誰かに見られてるって結構、人によっちゃ屈辱なんじゃ…
・ウーゴくん知識・
自分の「運命」を恨んだときにルフが黒く転じることを「堕転」というんだよ★
ってちょっとまてじゃあジュダルちゃんは?
あのコも「何か」を恨んでああなったってこと?
アラジンのソロモンの知恵で見せられた映像の中にヒントがありますか。
ってー、でもどっちかっていうとそれにプラス組織に何かされてるってカンジかもなあ。
黒ルフを纏わせてる、みたいな描写もあったしなあ(7巻133ページ)
とりあえずジュダルちゃんの再登場をお待ち申し上げております、という話。
ソロモンの知恵は目の前の人のルフを知るだけではなく(それを人に見せられるだけでもなく)、「大いなるルフの流れ」の源に交信して特定の人のルフを呼び出すという使い方も出来るそうで。
てゆかバルバッド編ラストで沢山呼び出した時のあれだよね。
しかしルフの流れの源の描写が太陽っぽい…
そういやウーゴくんのいた所とかその後アラジンが飛ばされた所とかも何か宇宙っぽかったりしたし、迷宮に入る時出る時も何か宇宙っぽい描写があるし、この辺の諸々は関係がありそうなんだけどなーどうかなー。
呼び出されたルフイサアクの目の澄んでいることといったらもう!!!
ルフを受け取ること、の説明をされた時に即座にカシムとのことを想い浮かべるアリババくん、合格です(何に?!)
ルフに導きを語るアラジン様がホント大人すぎてどうしたらいいですか。
このコ成長したらもう誰も太刀打ちできないんじゃないの?! ってぐらい男前だよねこれさあ。
個人的に気になるのは、アラジンの話を聞いた白龍の表情なんだけどね。(17ページ5コマ目)
感心したというのとも、苦く思ってるのとも違う、なんかこうホントに無表情っぽく聞いてるからさー。
どう思ってんだろ。
ルフのイサアクを抱きしめる格好をしているドゥニヤちゃん、切ないよぉ…!!
てゆか彼女にはちょいちょいカシムがちらつくけど(アリババくんの脳内でちらついてるだけかもしれないが)、実際ドゥニヤちゃんはアリババくんとの対比だったのかな、とか思った。
ザガン編は白龍の成長物語になるのかと思ってたんだけど、マギという物語の根幹とか本質に迫る話が103、104夜らしいし。(てゆか白龍くんあんまり活躍してないという哀しい事実)
アリババくんだってもしかしたらドゥニヤちゃんみたいに運命を恨んでいたかもしれない、っていう。
バルバッドが霧の団と、それに扇動された国民によって滅ぼされていたらそうなっていた可能性はあるわけで。そこをまたアルサーメンが拾っていたりしたかもしれない、っていう示唆なのかなーとか。
マグノシュタットを扇動してるのがアルサーメンで、それにより滅ぼされたムスタシムの王族を拾って組織の一員に育て上げる、っていう構図を見て、かつ今回のドゥニヤちゃんを見て、何となくそう感じた。
うーん、まあアルサーメンの目的が「この世に暗黒を作る」っていう若干ふわっとしたカンジだからな(笑)
とりあえず混沌と混乱を招ければそれでいいんだろうか。
イスナーン様のお言葉は現時点ではよく分からないので放置。
アラジンがソロモンの知恵の全てを知っているわけじゃないんだろうな、ぐらいに捉えておけばいいのかな、と。
だって多分ソロモンの知恵使いこなせてるならジンを造り出すとか出来ちゃうんだろ?
ジン=ルフから作り出される人工生命体、ルフに愛された魔法使いにしか作れない(8巻参照) てことらしいからな! ルフに愛された魔法使い、ってマギのことだろーよ。勿体つけんなよってちょっと思った(笑)
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